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No.1戦略コンサルタント 佐藤元相>真っ白なホームベース 

真っ白なホームベース

小学校6年生の夏、地域のソフトボール大会でのこと。

アナウンスが校庭に広がった。

「優勝 チームなかに」

私は駆け足で前に出た。
金色に光る大きなトロフィーを受け取った。
手が震える。

頭を下げると大会委員長が「おめでとう」と メダルを掛けてくれた。
胸に金色の光があった。
ドキドキした。

「ありがとうございます」と大きな声でいった。
後ろで「ありがとうございます」チームメートの声が聞こえた。
チームメイトは大阪市生野区中川東2丁目の地域に住む3年生から6年生、12名。

チームなかに(中川東2丁目の略)が出来てきっかけは、
小学校3年前生の夏休みだった。

地域の公園でラジオ体操があった。
体操が終わると、上級生のお兄ちゃんが言った。
「なぁみんなでソフトボールしようよ」それが始まりだった。

地域大会に出場したのはそれから1年後、
私が小学校4年生の頃だ。

ソフトボール大会は1年に2回大会があった。
春の大会、1回戦負け。
夏の大会1回戦負け。
5年生の頃。

いつものように東中川公園で練習をしていたら、
クラスメイトの富士川くんのお父さんがやってきた。

「お前ら、ホームベースも無いのか?
道具がなかったらろくに練習もできんやろ」と言った。

ホームベースや1塁ベース、2塁ベースは、画用紙に 1とか2とか書いて使っていた。
1回使うとぼろぼろになる。

次の日、「ちょっと集まれ」と富士川のおっちゃんが朝練にやってきた。
「これ使え」といった。
おっちゃんは、真っ白なホームベースを両手に抱えていた。

ベースセットをプレゼントしてくれた。
「オレがノックするから受けてみろ」 富士川のおっちゃんが仲間に加わった。

「おいっ げんっ ボールは両手で取れ」とか
「基本を大事にするんやで、必ず上手くなるから」とか
「ボールは長く持つな、すぐ仲間に渡せ」言って、
毎回練習にやってきてはアドバイスをしてくれた。

いつのまにかおっちゃんは「監督」になっていた。
監督はやさしい人だった。
でも、あるときだけは違っていました。

だらけていたり、ふざけていたり、 気持ちのはいっていないプレーをしたときだ。

コラ〜!手抜きはするな! 目標は優秀やろ! そんな怠慢プレーで優勝できると思っているん可?

それは、公園にあるグラウンド全体に響く声だった。
「みんなで決めた優勝やろ、あれは嘘か? 口だけか? やる気あんのか?」
練習は続いた。

私が小学6年生の夏、チーム中には地域のソフトボール大会で 1番になった。
私は、優勝できたことを嬉しく思いました。

でもそれ以上に、あきらめずに最後までやり遂げたことで得られた達成感が
もっと嬉しかったような気持ちだった。

今、ふり返ると、富士川のおっちゃんの見返りを求めない愛情に心が震える。
小学生の時、ソフトボールを通じて大切なことを教えて頂いた。
こうした経験から今の私がある。

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